21世紀・琵琶湖同友会からの提言・要望
釣り人に対して
エコワームの使用を推奨
琵琶湖の水質が悪化していることは、周知の事実です。釣りを行う際に使用する「ワーム」もその原因の一つと考えられます。
湖底清掃を行うのも莫大な費用がかかります。
そこで、トーナメンターに限らず水に溶ける「生分解ワーム」、鉛の含有量の少ないおもりの使用を釣り人全体に推奨していきたいと思っております。
2ストロークエンジンの使用禁止
2ストロークエンジン使用禁止の周知・徹底が不完全です。
マリーナに駐艇しているボートやレンタルボートに関しては、4ストロークエンジンや2ストローク環境対策型エンジンへの転換が完了していますが、
一部の個人で揚降を行う釣り人にも徹底し、適合証の表示100%を目指します。
釣り人のマナー向上
琵琶湖近隣住民から指摘の多い、違法駐車・ゴミ放置・騒音問題・漁業施設での釣り 等に
ついて釣り人の意識改革を促していきたいと思っております。
*ブルーギル駆除に協力する事。
滋賀県に対して
観光客としての釣り人誘致
琵琶湖を訪れる釣り人の数は、年間80万人にのぼります。
琵琶湖汽船の年間利用者数が約30万人、滋賀県の有名観光地である多賀神社の参拝者数でさえ
年間約100万人であるという数字を比較すると、釣り人達が滋賀県内にもたらす経済効果は、決して無視できるものではありません。
現在の「釣り人排除」という姿勢を改め、「観光客」として琵琶湖に誘致し、滋賀県の発展に繋げていくべきではないでしょうか。
漁港のスロープ解放
違法駐車やゴミの放置、騒音など、釣り人のマナーが指摘されています。
漁港のスロープを有料で開放することで、改善され、地方からの釣り人も増え、また漁業者の収入にもつながり、滋賀県の経済効果にもつながり最善の策だと思います。
ブラックバスリリース禁止:一日限定解除
琵琶湖に悪影響を及ぼす魚として、ブラックバス・ブルーギルがあげられますが、実際に悪影響を及ぼしているのはブルーギルです。莫大な予算をかけて行われる駆除活動について、見直しが必要な時期に入っているのではないのでしょうか。
「全国から釣り人の観光客を誘致し滋賀県の発展のため、今見直すべき時期がきています」